イブニングセミナー
2024年度第1回イブニングセミナー 「都市の発展を支えてきた鉄道の技術革新〜これまでの50年とこれからの50年〜」
- 趣旨
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日本の都市鉄道は、戦後に建設技術が発展し、旧国鉄(JR)、各私鉄、地下鉄等が路線網を大きく拡張して都市の発展を下支えしてきました。この間、建設技術のみならず、安全性の向上に資する技術、利便性の向上に資する技術、省エネ技術、運営の効率化に資する技術等々が数多く開発・導入され、実用化されてきています。また、鉄道会社が展開するビジネスモデルにも新しいものが導入され、各社の健全経営に大きく貢献しています。
一方で、日本は2011年以降本格的な人口減少局面に突入し少子高齢化が進展、特に地方都市においては自然減に加えて社会減も増加し、旅客の減少や働き手不足が顕在化しており、鉄道路線の維持存続が難しくなっています。また、2020年から広がったコロナ禍や多発する自然災害などにより、経営環境が急変するリスクもあり、都市鉄道の経営を取り巻く環境は非常に厳しくなっています。
本セミナーでは、本会が創立されてからの50年間における都市鉄道の変化について、主として技術面から振り返るとともに、将来にわたって鉄道がサステナブルな公共交通機関として機能し続けるためにとるべき方向性等について話題提供するとともに、会場の皆さまと議論したいと考えています。
- 日時
- 2024年7月16日(火)16:30-18:45
セミナー終了後、懇親会開催予定19:00-20:30
- 形式
- ハイブリッドセミナー(参集型とオンラインの同時開催)を予定
- プログラム
- 司会進行:金子雄一郎 日本大学 理工学部 土木工学科 教授(当会理事)
第一部 話題提供「50年の都市鉄道の変化~技術面を中心に~」
話題提供者:三島 大輔 東日本旅客鉄道株式会社 建設工事部 ユニットリーダー(企画)
コメンテータ:岩倉 成志 芝浦工業大学 工学部 土木工学課程 教授
第二部 ミニ討論「これからの鉄道とそれを支える技術の展望 ~サステナブルな鉄道へ~」
発表者:
伊東 寛 東日本旅客鉄道株式会社 建設工事部 マネージャー(大規模開発プロジェクト)
今村 憲司 東武鉄道株式会社 鉄道事業本部 事業戦略部 課長
横尾 俊介 東急電鉄株式会社 広報・マーケティング部 CX・マーケティング課長
大槻 裕毅 東京地下鉄株式会社 鉄道本部 鉄道統括部 計画課長
- 場所
- セミナー会場:東京大学本郷キャンパス工学部2号館212講義室
(最寄り駅:東京メトロ南北線「東大前」丸ノ内線「本郷三丁目」千代田線「根津」)
懇親会場:レストラン・アブルボア(東京大学農学部弥生キャンパス内)
- 定員
- 参集型50名程度 オンライン200名程度
- 申込期限
2024年7月9日(水)
- 参加費
- 無料
但し、懇親会に参加される方は4,000円を申し受けます。
参加申込者には後日セミナー受講に必要な情報をメールでお知らせします。
- お申し込み
- ご参加される場合は、ページ右上にある「各種イベント申し込み(会員用)」よりお申し込みください。