社会が
真にクリエイティブな
成果と活力を
生み出していくために。
一般社団法人「計画・交通研究会」は、1974年に東京大学工学部土木工学科(当時)の八十島義之助先生の主唱によって設立された組織で、国土やインフラに関わる個人や企業等の集合体です。設立以来40年以上にわたり、美しく安全・健康で豊かな暮らしをもたらす国土の保全やインフラの整備・運営、それを実現するための政策立案・制度設計・技術開発などを目指して、調査・研究、会員相互の啓発、社会への発信の場として機能しています。
建設を発表して約20年、品川~名古屋間で工事が進むリニア中央新幹線。一方、約40年前に計画がつくられた新東名高速道路は概成し自動運転の実証実験が進められています。
今回は、秋の山梨の魅力を感じながら交通の未来に触れる企画となっています。
「山梨県立リニア見学センター」を訪れ、超電導リニアを間近で「見て・学んで・体験」し、リニア山梨県駅の建設予定地で未来の姿を想像していただきます。またICT施工による土工工事や世界初の形式を採用した橋梁工事現場など、最先端技術が集結する新東名高速道路の建設現場、話題の自動運転について学びます。リニアの浮上技術や高速道路の構造、自動運転の最新システムまで、未来の交通インフラを総合的に体験できる貴重な機会です。
また、明治36年に建造され、そのままの姿をとどめているJR旧深沢トンネルを利用したワイン貯蔵庫「勝沼トンネルワインカーヴ」や3年前に開発が始まったばかりの「富士モータースポーツフォレスト」を訪れ、昔のトンネル技術やモータースポーツの歴史に触れていただけます。
富士山の見えるスポットでの地元グルメや、武田信玄の隠し湯と言われ1200年の歴史をもつ下部温泉も楽しめる企画となっています。皆さまのご参加をお待ちしています!
日本の空の玄関口羽田空港と直結し、将来リニア中央新幹線のターミナル駅となる品川駅は、広域交通拠点としての役割が今後一層高まることが想定されており、北口及び西口における駅前広場の整備や鉄道の立体交差化(駅部は地平化)、地下鉄の乗り入れなどが事業化されています。これらの都市基盤整備とあわせて、駅及び周辺エリアでは大規模開発が進められており、新たな国際交流拠点にふさわしい駅とまちが一体となった空間の形成が期待されています。
2022年7月の見学会では、首都圏のリニア中央新幹線ルートを辿る一貫として、リニア品川駅及び北口駅前広場等を見学しましたが、それから3年近くが経過した今回は、これらに加えて、京急本線連続立体交差事業の施工現場や品川駅西口基盤整備事業の予定地、本年3月にまちびらきをした高輪ゲートウェイシティ駅周辺など、変貌する品川・高輪エリアを巡ります。
現場の制約上定員枠が少なくなっていますが、皆さま奮ってご参加ください。
(一社)計画・交通研究会 合同役員会、通常総会、理事会、イブニングセミナー
・懇親会:無料
・定員:180人程度