社会が
真にクリエイティブな
成果と活力を
生み出していくために。

一般社団法人「計画・交通研究会」は、1974年に東京大学工学部土木工学科(当時)の八十島義之助先生の主唱によって設立された組織で、国土やインフラに関わる個人や企業等の集合体です。設立以来40年以上にわたり、美しく安全・健康で豊かな暮らしをもたらす国土の保全やインフラの整備・運営、それを実現するための政策立案・制度設計・技術開発などを目指して、調査・研究、会員相互の啓発、社会への発信の場として機能しています。

お知らせ

2024年度第2回イブニングセミナー「東京の都市開発と都市防災の展望~これまでの歴史とこれからの50年~」

イブニングセミナー
趣旨
日本の都市、とりわけ首都・東京は目覚ましい発展を遂げました。高密度な業務機能の集積や市街地の形成、さらに信頼性の高い公共交通ネットワークの開発、そして両者の相乗効果により、我が国の発展に大きく寄与しました。今現在、多様かつ複雑な制約下での都市開発・施策が展開されています。一方で、阪神淡路大震災や東日本大震災などを契機として、災害に対する都市のレジリエンスが問われています。いま東京は首都直下地震のリスクに晒されており、この事実に目を向ける必要があります。
本セミナーでは、様々な視点から過去の都市政策の変遷を振り返り、今後想定される災害等にも冗長性のある持続可能な未来を見据えた都市政策ビジョンを描くために、参加者の皆さまと共に議論を深めていきたいと考えています。都市の未来を共に創造するための貴重な機会となることを期待しています。
日時
2024年11月26日(火)17:00~19:00
セミナー終了後、懇親会開催予定19:30-20:30
形式
ハイブリッドセミナー(参集型とオンラインの同時開催)を予定

 

プログラム
第一部 基調講演「東京における都市開発と防災の歴史的変遷」
講演者:伊藤毅 東京大学名誉教授
第二部 パネル討論「災害にそなえた都市開発の展望 ~これからの50年に向けて~」
コーディネーター:羽藤英二 東京大学 工学部 社会基盤学科 教授
登壇者:
伊藤毅 東京大学名誉教授
伊藤香織 東京理科大学 創域理工学部 建築学科 教授
奈良照一 (株)ドーコン
山中亮 (株)中央建設コンサルタント

 

場所
セミナー会場:東京大学本郷キャンパス工学部1号館1階15号講義室
(最寄り駅:東京メトロ南北線「東大前」丸ノ内線「本郷三丁目」千代田線「根津」)
懇親会場:Capo PELLICANO〈カポ・ペリカーノ〉本郷店
東京大学本郷キャンパス医学部教育研究棟13階
定員
参集型50名程度 オンライン200名程度

…続きを見る

2024年度 秋の見学会「越前・若狭の歴史と文化とインフラを辿る」

秋の見学会

今年3月16日、北陸新幹線金沢~敦賀間が開業しました。東京~敦賀間が最速3時間8分で結ばれ、越前・若狭地方がより身近となりました。今回は福井県の様々なスポットを見学します。
池田町で建設中の足羽川ダムは、国内最大級の流水型ダム(穴あきダム)で、現在堤体コンクリート打設の最盛期です。ダム本体工事や周辺工事を見学します。また、越前市の五箇地区は大河ドラマの紫式部ゆかりの地で、和紙の里として有名です。紙の神様を祀る岡太神社・大瀧神社を訪問します。
小浜地方は昔から京とのつながりが深く、京文化の面影が残る地域です。国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている小浜西組の伝統的な街並みを散策します。また、若狭町の三方五湖のひとつ水月湖は特殊な自然条件が重なり、奇跡的に7万年もの間湖底が乱されず、年縞と呼ばれる堆積物が生成されています。世界最長45m(7万年分)の年縞標本の展示がある年縞博物館を見学します。解散地の敦賀では、今後大阪延伸を目指す北陸新幹線について、駅舎の見学と併せて鉄道・運輸機構様よりご説明をいただきます。
越前・若狭の歴史と文化とインフラの詰まった企画です。皆様ふるってご参加ください。
 

見学先
足羽川ダム、越前市五箇地区、小浜西組重要伝統的建造物群保存地区、福井県年縞博物館、JR敦賀駅

 

日程
2024年10月22日(火)~23日(水)1泊2日 
 
集合:10月22日(火)11:20 JR福井駅改札外
参考 東京8:11→福井11:11(かがやき505号)

 
宿泊:夕雅と旬彩の宿 ホテルせくみ屋
(〒917-0069 福井県小浜市小浜白鬚113 TEL.0770-52-0020)
*宿泊は男女別の相部屋(全室禁煙)となります。
 
解散:10月23日(水)15:30 JR敦賀駅
参考 ①敦賀16:04→東京19:20(かがやき512号)
   ②敦賀16:09→米原16:43(しらさぎ12号)米原16:57→東京19:12(ひかり658号)
*途中離脱、途中合流を希望の方のため、22日(火)17:10頃、JR敦賀駅に立ち寄ります
*詳細な行程は後日、参加者にメールでお知らせします。
 

 

参加費
2万円(宿泊費込み)
*集合地まで・解散地からの交通費は自費となります。

…続きを見る

2024年度「海外インフラ展開人材養成プログラム」のご案内

その他
概要
海外において、鉄道や道路などの交通事業や上下水道等のインフラプロジェクトを担う建設(開発)コンサルタント、コントラクター、メーカー、事業者、官公庁等の技術系・事務系の人材を対象として、経験豊富な実務経験者や学識者等が講師となり、世界各国のプロジェクトの現場で活躍できる基礎的能力を備えた人材を育成します。
主催者
一般社団法人 国際建設技術協会
 監理運営 :海外インフラ展開人材養成プログラム運営委員会
 後 援 :国土交通省、東京大学 大学院工学系研究科、政策研究大学院大学
 協 力 :土木学会、計画・交通研究会、海外建設協会、海外コンサルタンツ協会
実施期間
2024年10月2日(水)〜4日(金)及び7日(月)~9日(水)
場所
TKP市ヶ谷(JR市ケ谷駅前)全て集合・対面方式で実施予定
対象者
建設(開発)コンサルタント、コントラクター、メーカー、事業者、官公庁等の技術系・事務系の実務経験 ※ のある職員で今後海外インフラ事業に関する業務を担当する予定の者
※ 海外経験は不問ですが、概ね5年程度以上の実務経験を有する方が望ましいです。
定員
50名(他に国交省からの聴講者、若干名)
尚、定員を上回る応募があった場合には、運営委員会で人数調整を実施させていただきますので、予めご了承ください。

…続きを見る

2024年度第1回イブニングセミナー 「都市の発展を支えてきた鉄道の技術革新〜これまでの50年とこれからの50年〜」

イブニングセミナー
趣旨
 日本の都市鉄道は、戦後に建設技術が発展し、旧国鉄(JR)、各私鉄、地下鉄等が路線網を大きく拡張して都市の発展を下支えしてきました。この間、建設技術のみならず、安全性の向上に資する技術、利便性の向上に資する技術、省エネ技術、運営の効率化に資する技術等々が数多く開発・導入され、実用化されてきています。また、鉄道会社が展開するビジネスモデルにも新しいものが導入され、各社の健全経営に大きく貢献しています。
 一方で、日本は2011年以降本格的な人口減少局面に突入し少子高齢化が進展、特に地方都市においては自然減に加えて社会減も増加し、旅客の減少や働き手不足が顕在化しており、鉄道路線の維持存続が難しくなっています。また、2020年から広がったコロナ禍や多発する自然災害などにより、経営環境が急変するリスクもあり、都市鉄道の経営を取り巻く環境は非常に厳しくなっています。
 本セミナーでは、本会が創立されてからの50年間における都市鉄道の変化について、主として技術面から振り返るとともに、将来にわたって鉄道がサステナブルな公共交通機関として機能し続けるためにとるべき方向性等について話題提供するとともに、会場の皆さまと議論したいと考えています。
日時
2024年7月16日(火)16:30-18:45
セミナー終了後、懇親会開催予定19:00-20:30
形式
ハイブリッドセミナー(参集型とオンラインの同時開催)を予定

 

プログラム
司会進行:金子雄一郎 日本大学 理工学部 土木工学科 教授(当会理事)
第一部 話題提供「50年の都市鉄道の変化~技術面を中心に~」
話題提供者:三島 大輔 東日本旅客鉄道株式会社 建設工事部 ユニットリーダー(企画)
コメンテータ:岩倉 成志 芝浦工業大学 工学部 土木工学課程 教授
第二部 ミニ討論「これからの鉄道とそれを支える技術の展望 ~サステナブルな鉄道へ~」
発表者:
伊東 寛 東日本旅客鉄道株式会社 建設工事部 マネージャー(大規模開発プロジェクト)
今村 憲司 東武鉄道株式会社 鉄道事業本部 事業戦略部 課長
横尾 俊介 東急電鉄株式会社 広報・マーケティング部 CX・マーケティング課長
大槻 裕毅 東京地下鉄株式会社 鉄道本部 鉄道統括部 計画課長

 

場所
セミナー会場:東京大学本郷キャンパス工学部2号館212講義室
(最寄り駅:東京メトロ南北線「東大前」丸ノ内線「本郷三丁目」千代田線「根津」)
懇親会場:レストラン・アブルボア(東京大学農学部弥生キャンパス内)
定員
参集型50名程度 オンライン200名程度

…続きを見る

2024年度 春の見学会「見て、愛で、感じる 東京都心散歩」

見学会

東京都心部の各所が変貌しつつある。
働くだけでなく、集い、学び、遊び、そして憩えて楽しめる街へ。
そのためにはウォーカブルな要素は欠かせない。
今回はウォーカブルな都市空間のあり方をテーマに、歩きながら変わりゆく東京の都心部を体感していただきます。
皆さんにとって心地よい東京都心部のあり方を考える機会になればと思います。
ふるってご参加ください。
 

日程
2024年5月29日(水)午後(見学会終了後、懇親会を開催します)
集合:12時50分 渋谷駅周辺(参加予定の方に後日地図を配布します)
解散:18時予定 日本橋三井タワー
 
*昼食は各自取った上でご参加ください。
*参加人数次第で2グループに分かれて見学する予定です。

 

見学先
(13~18時)
・渋谷ヒカリエ
・渋谷スカイウェイ
・MIYASHITA PARK
・麻布台ヒルズ
・舟運体験(竹芝~日本橋)
・日本橋エリア
・神宮外苑地区まちづくり(説明のみ)
 
*時間は当日の天候等の状況により変更の可能性があります。
*見学先まで大型バスで移動し、現場は徒歩で見学します。
*動きやすい服装・靴でご参加ください

 

参加費
見学会:無料
懇親会:4,000円(領収書を発行します)
*集合地まで・解散地からの交通費は自費となります。
*懇親会(日本橋) 18時15分~19時45分

 

定員
50名
(定員となり次第、締め切らせていただきますので、お早目の申し込みをお願いいたします。)
*1社からのご参加は2名程度までとさせていただきます。
(希望が多い場合は事務局から参加者の調整をお願いする場合があります。)

 

…続きを見る