社会が
真にクリエイティブな
成果と活力を
生み出していくために。

一般社団法人「計画・交通研究会」は、1974年に東京大学工学部土木工学科(当時)の八十島義之助先生の主唱によって設立された組織で、国土やインフラに関わる個人や企業等の集合体です。設立以来40年以上にわたり、美しく安全・健康で豊かな暮らしをもたらす国土の保全やインフラの整備・運営、それを実現するための政策立案・制度設計・技術開発などを目指して、調査・研究、会員相互の啓発、社会への発信の場として機能しています。

お知らせ

2023年度第3回イブニングセミナー 「生態系を活かした地域づくり:地域・企業が継続できる仕組み」

イブニングセミナー
趣旨
2030年までに生物多様性の損失を食い止め、陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全する目標(30by30)が掲げられています。健全な生態系の保全は、生物の絶滅リスクの減少だけでなく、防災・減災への相乗効果(Eco-DRR)など副次的な波及効果は高いといえます。
目標を達成していく上で、生物と人間にボーダーはなく、山林、里山、住居、都市などの地域の特色にあった共生を進めていく上で必要な、政策理念・考え方、制度設計、実践的な取り組みを広く共有していくことが重要といえます。また、これらの保全を中心的に担う地域や企業などの諸団体が継続的に取り組める仕組みづくりが必要です。波及する複合的な効果を地域、経済、諸団体がプラスに享受でき、取り組みへの循環が促進されることが重要といえます。本イブニングセミナーでは、生態系を活かした防災・減災の取り組みが、地域や企業に活力をもたらし、継続的に住んでみたいと思う地域づくりにつなげる議論を行います。
日時
2023年12月5日(火)17:00-18:30
セミナー終了後、懇親会開催予定18:45-20:00
形式
ハイブリッドセミナー(参集型とオンラインの同時開催)を予定
話題提供者
政策理念・制度設計:正田 寛 氏(パナソニック顧問、前環境省地球環境審議官)
推進するための仕組み(ECO-DRR):吉田 丈人 氏(東京大学大学院農学生命科学研究科教授) 
実践的な取り組み:橋本 純 氏 (清水建設(株)) 
実践的な取り組み:浦嶋 裕子 氏(MS&ADインシュアランスグループホールディングス(株))
場所
セミナー会場:日本大学理工学部駿河台校舎 タワー・スコラ3階S303教室
https://www.cst.nihon-u.ac.jp/campus/surugadai/
(最寄り駅:JR中央・総武線「御茶ノ水」 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」 丸ノ内線「御茶ノ水」)
懇親会場:日本大学理工学部駿河台校舎 1号館2階カフェテリア
定員
参集型50名程度 オンライン200名程度

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2023年度 秋の見学会「成瀬ダム&秋田駅&秋田・能代洋上風力」

見学会

今回は秋田県での見学会を開催します。
成瀬ダム建設現場では、建設業界で課題となっている熟練技能者不足、建設作業者の減少、労働災害の高い発生率等の解決に必要である生産性と安全性の向上を目指し、多数の建設機械が自律・自動運転を行う次世代の建設生産システムでの施工を実現しています。必要最小限の人員で多数の機械を同時に稼働させているその施工状況を見学します。
秋田駅では駅のリニューアルに加え、JR東日本が駅の周辺で地元と協働してまちづくりに取り組んでいる事例を見学します。
また、秋田の海岸線には多くの風力発電施設が並んでいますが、国内で初の商業ベースでの大型洋上風力発電事業として、今年の1月に全面的な商業運転を開始した秋田港・能代港沖の洋上風力発電の風車の状況や風力発電関連施設等を見ていただき、再生可能エネルギーの『今』を体験していただきたいと思います。
皆さま奮ってご参加ください。
 

見学先
成瀬ダム、秋田駅、秋田港・能代港沖洋上風力など

 

日程
2023年10月17日(火)~18日(水)1泊2日 
 
集合:10月17日(火)11:00 秋田新幹線大曲駅改札口外(西口側)
もしくは 9:00 秋田空港到着ロビー
(参考 こまち5号 東京発7時32分→大曲着10時50分、空路の場合 ANA401便 羽田空港発7時40分→秋田空港着8時45分)
 
宿泊:中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田(秋田市中通2-3-1 TEL:018-835-6777)
*宿泊のホテルはシングルルームを使用。
 
解散:10月18日(水)15:30 秋田駅
16:00 秋田空港
(参考 こまち42号 秋田発16時12分→東京着20時04分、空路の場合 JAL166便 秋田空港発16時45分→羽田空港着18時00分)
*詳細な行程は後日、参加者にメールでお知らせします。
 

 

参加費
1万円(宿泊費込み)
*集合地まで・解散地からの交通費は自費となります。

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2023年度第2回イブニングセミナー「情報利活用・セキュリティの現状と今後の展望」

イブニングセミナー
趣旨
Society 5.0やDXへ向けた取り組み、あるいはサービスの多様化により、様々な組織が所有するデータ連携も検討がなされており、情報の利活用や流通のあり方が変化してきている。海外においてもデータに基づく政策の形成が進んでいる。それらに伴い、より詳細なデータが用いられるようになっているが、個人情報保護や情報セキュリティに対する課題も益々重要になっている。例えば、位置情報についてもセキュリティ対策として、GPS信号の認証技術に対する議論が進んでいる。
本セミナーでは、計画・交通分野においても無縁ではない今後の情報の利活用・流通、またセキュリティ等に対して触れる。まず、ショートトークで、国土交通省道路局におけるITSの取組(自動運転、次世代ITS)とETC2.0の活用状況等とともに、JR東日本におけるSuicaの改札入出場データ利活用、鉄道のリアルタイムデータ等を紹介する。その後、講演において、国内外のデータ利活用事例やセキュリティ・プライバシー関連等、今後の展望まで含め、幅広く解説いただく。
日時
2023年9月21日(木)17:00-18:30
セミナー終了後、懇親会開催予定18:45-20:00
形式
ハイブリッドセミナー(参集型とオンラインの同時開催)を予定
話題提供者
坂下哲也 氏(日本情報経済社会推進協会 常務理事)
和賀正光 氏(国土交通省道路局 ITS推進室 室長)(ショートトーク)
坂入整 氏(JR東日本 イノベーション戦略本部 マネージャー)(ショートトーク)
小野由樹子 氏(JR東日本 マーケティング本部 マネージャー)(ショートトーク)
場所
セミナー会場:日本大学理工学部駿河台校舎 タワー・スコラ 3階 S304教室
(最寄り駅:JR中央・総武線「御茶ノ水」 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」 丸ノ内線「御茶ノ水」)
懇親会場:日本大学理工学部駿河台校舎 1号館2階カフェテリア
定員
参集型50名程度 オンライン200名程度

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2023年度「海外インフラ展開人材養成プログラム」のご案内

その他
概要
海外において、鉄道や道路などの交通事業や上下水道等のインフラプロジェクトを担う建設(開発)コンサルタント、コントラクター、メーカー、事業者、官公庁等の技術系・事務系の人材を対象として、経験豊富な実務経験者や学識者等が講師となり、世界各国のプロジェクトの現場で活躍できる基礎的能力を備えた人材を育成します。
主催者
国立大学法人 政策研究大学院大学
 後 援 :国土交通省、 東京大学 大学院工学系研究科
 協 力 :計画・交通研究会、土木学会、海外コンサルタンツ協会、海外建設協会
研修期間
2023年10月11日(水)~10月13日(金)及び16日(月)~18日(水)
実施形式
政策研究大学院大学構内(東京都港区) 全て集合・対面方式で実施予定
対象者
建設(開発)コンサルタント、コントラクター、メーカー、事業者、官公庁等の技術系・事務系の実務経験 ※ のある職員で今後海外インフラ事業に関する業務を担当する予定の者
※:海外経験は不問ですが、概ね5年程度以上の実務経験を有する方が望ましいです。
定員
50名(他に国交省からの聴講者、若干名)
尚、定員を上回る応募があった場合には、運営委員会で人数調整を実施させていただきますので、予めご了承ください。

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2023年度第1回イブニングセミナー「計画・交通研究の新たな潮流 ー流域・環境・モビリティのイノベーションー」

イブニングセミナー
趣旨
気候変動により大きく転換しようとしている国土像を流域形態から議論した後に、電力・モビリティ・情報などの分野で進む新たな研究開発とその社会実装に向けた制度設計について、若手研究者と実務者が研究成果に基づいて話題提供を行い、適疎(てきそ)な地域に向けた国土論と今後の研究会の方向性を議論する。
日時
2023年6月29日(木)17:00-18:30
形式
オンラインセミナー(ZOOMウェビナー)
登壇者
栁沼秀樹氏(東京理科大学)
寺村隆男氏(清水建設、海外インフラプロジェクトの発注者視点を学ぶ小研究会)
武藤裕花氏(千葉大学、流域治水小研究会)
原祐輔氏(東北大学、次世代モビリティ小研究会)
浦田淳司氏(筑波大学、スマートシティ・カーボンニュートラル小研究会)

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