活動レポート

その他

留学生サマーセミナー 「水と大地」と「メガシティを支える地下空間」

 今年度も2つの留学生サマーセミナーを実施しました。

 「水と大地」(8/6〜8、2回目)には11カ国23名が参加しました。初日は川井浄水場やパシフィコ横浜で開催中の下水道展を見学し、2日目は 座学。安全な飲み水を確保する技術や下水道の管理技術、洪水や津波の対策などについて講義を行ったあと、日本工営の廣瀬典昭相談役に、海外での水資源開発プロジェクトに奔走した久保田豊氏の足跡を紹介いただき、今後求められる技術に関するお考えをお話しいただきました。3日目は沼津市まで赴き、河口水門「びゅうお」や内浦の津波避難タワーなどの津波対策を見学しました。

 「メガシティを支える地下空間」 (8/20〜21、初回)には、16カ国38名が参加しました。初日は座学で、シールド工法を含む地下空間の基礎的な築造技術や、様々な困難な環境下での建設の工夫などの講義を行ったあと、西松建設の一色眞人副社長に、日本のゼネコンの起源と役割の変遷、それに応じてきた技術開発の例、エンジニアとしての心得などをお話しいただきました。2日目は、広大な首都圏外郭放水路や、東京外郭環状道路の大泉JCT、中央JCTの工事現場などを見学しました。

 留学生同士の交流や質疑がSNS上でできるシステムの導入により、より活発な議論がなされており、みな大満足な様子でした。なお、今年からサマーセミナー参加者に対して政策研究大学院大学のパーマネントアドレスを交付できることになり、アラムナイ活動の今後一層の活発化を目指します。

長岡技術科学大学 鳩山紀一郎 (産学共働留学生サマーセミナー連絡協議会 副査)

下水道展では様々なブースで最新の技術を見学
下水道展では様々なブースで最新の技術を見学
西松建設(株)一色眞人副社長による特別講演
西松建設(株)一色眞人副社長による特別講演
首都圏外郭放水路での集合写真
首都圏外郭放水路での集合写真