お知らせ

見学会

2022年度見学会 「復興道路で辿る東北震災復興とまちづくり」

東日本大震災より11年が経過、津波被災地のインフラの整備は概ね完了しました。昨年12月には待望の復興道路(三陸沿岸道路)が全線開通し、従来8時間35分かかっていた仙台~八戸間は、5時間13分と約3時間20分も短縮されました。災害時のリダンダンシーの確保、ネットワーク信頼性の向上にとどまらず、沿線自治体の地域観光の振興も期待されています。全線開通した復興道路を、仙台を起点として北上し、主要な自治体の高台まちづくり、復旧した各種施設、防潮堤、BRTや三陸鉄道などの地域交通の状況を視察する一泊二日の見学会を企画いたしました。
ハードの復興は終わりましたが、これからはソフトも含めた本格的復興が、まさにこれからスタートするという状況にあります。計画・交通研究会では、会員の皆様に実際に現地を見ていただくことで、復興の現状を認識していただくと同時に、これからの災害復興のありかたを考える機会にしたいと考えております。また、ささやかではありますが、新型コロナウィルスで傷んだ観光業界に少しでも貢献できれば幸いであります。新型コロナウィルス対策の徹底上、定員枠が例年よりも少なくなりますが、皆さま奮ってご参加ください。

 

主な訪問見学先
●かわまちてらす閖上(名取市)
●南三陸町旧防災庁舎(南三陸町)
●BRT気仙沼線(気仙沼市)
●気仙沼湾横断橋・かなえ大橋(気仙沼市)
●陸前高田道の駅・復興祈念公園(陸前高田市)
●大槌まちづくり(大槌町)
●たろう観光ホテル(田老市)
●普代水門(普代村)

 

日程
2022年5月24日(火)~25日(水) 1泊2日
集合:5月24日(火) 9:00 JR仙台駅(東口観光送迎バス乗降場)
宿泊:ホテルフォルクローロ三陸釜石
解散:5月25日(水) 16:30頃 JR八戸駅
*詳細は後日、参加者にお知らせいたします。
*遠方から参加の方のため、初日はJR仙石線 中野栄駅での合流が可能です
 (8:20東京発 はやぶさ303号乗車で間に合います)
*事情により初日のみ、2日目のみ参加可能な方はその旨ご記載ください

 

参加費
1万円(宿泊費込み)
集合地まで・解散地からの交通費は自費

 

定員
25名(定員となり次第、締め切らせていただきます)
*1社からのご参加は1,2名にご調整ください。

 

コロナウィルス感染症対策について
・宿泊のホテルはシングルルームを使用。
・宿泊先での懇親会はなし。

 

申込期限
2022年5月13日(金)

 

お申し込み
見学会にご参加される場合は、(一社)計画・交通研究会ホームページ右上にある「各種イベント申し込み(会員用)」よりお申し込みください。