お知らせ

イブニングセミナー

景観法15年 ─生活景を掘り下げる─

趣旨
景観法が公布されて15年。景観法では「良好な景観」が具体的に明記されるわけではない。各自治体が景観計画をつくる際、公聴会等を開催して住民の意見を聞くこととなっており、住民合意のもと「良好な景観とは何か」を決める制度であるといえる。そうした制度のもとでは、わかりやすい良い景観や悪い景観ではない、生活景の豊かさは見落とされがちになる。本セミナーでは、2018年に「思考としてのランドスケープ 地上学への誘い-歩くこと、見つけること、育てること」を上梓された石川 初先生(慶応義塾大学教授、ランドスケープアーキテクト)をお招きし、生活景の面白さ、気づき方について学ぶ。また、講演の後半では、日本の景観工学を立ち上げ、早くから生活景について言及してきた中村良夫先生(東京工業大学名誉教授)にも加わっていただき、これからの生活景のあり方について対談する。
日時
2019年6月20日(木) 18:00~19:45 その後懇親会
場所
講演会 日本大学駿河台キャンパス1号館6階CSTホール
懇親会 日本大学駿河台キャンパス1号館2階カフェテリア

講演者
慶応義塾大学教授、ランドスケープアーキテクト 石川 初
東京工業大学名誉教授 中村良夫