活動レポート

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2022年度 海外インフラ展開人材養成プログラム 報告

政策研究大学院大学主催、国土交通省後援で10月12日~10月19日に開催された本プログラムは、将来の海外インフラ展開を担う人材を対象としています。経験豊富な実務経験者や著名な学識者が講師となり、海外インフラ展開に必要な基礎的知見や問題解決能力を習得するとともに、世界へ向けて受講者の視野を拡大することを目的として講義が行われました。今年度は前半の3日間をオンライン、後半の3日間を3年ぶりとなる対面講義で実施しました。対面で顔を合わせることにより、本プログラムの目的のひとつである、立場の異なる講師・受講生が横のつながりを作るきっかけともなった開催でした。
本プログラムの大きな特徴として、①受講生と講師が「産官学」の多岐にわたること、②講義が活発なグループディスカッションを中心に構成されていること、が挙げられます。今年度の受講生は政府系機関6名、インフラ事業者17名、コンサルタント22名、建設会社15名、電力会社2名、メーカー2名の計64名で、過去最大となりました。
初日に行われた当会前会長の家田仁特別教授(政策研究大学院大学)による「俯瞰力と統合力」の大切さを再認識させる講義など、最終日までにオンライン講義20コマ、対面講義9コマ、計29コマの充実した構成となりました。修了式では受講生からの感想に対し、講師陣から受講生の将来の活躍を期待したメッセージを贈り、修了となりました。

(株)大林組  森 麻里子(当プログラム運営委員)

対面でのグループディスカッションの様子
対面でのグループディスカッションの様子